Home » イタリア, サッカー選手名鑑 »  ファビオ・カンナバーロ
3
6 月
soccerboy

ファビオ・カンナバーロ
ファビオ・カンナバーロ(Fabio Cannavaro)
国籍 イタリア
生年月日 1973年9月13日
出身地 ナポリ
身長 176cm
体重 75kg



世界に名を残す幾人もの名ディフェンダーが手にすることができなかった、バロンドール(欧州年間最優秀選手賞)受賞という栄誉を成し遂げた世界最高クラスのディフェンダー。
的確なコーチング、守備ラインのコントロールなど、センターバックとして必要な能力を兼ね備えている。ともに世界最高レベルの評価を受ける、イタリア代表のネスタとの最大の違いは、その強靭なフィジカルにある。176cmという身長差を感じさせない程の驚異的な跳躍力、10cm以上高い相手をはじき飛ばす強靭なタックル、そしてボディバランス。世界最「強」と呼ばれたフィジカルを持つクリスティアン・ヴィエリ(185cm、82kg)に「奴ほど大きいディフェンダーはいまだかつて見たことがない」と言わしめる程である。
SSCナポリの下部組織で育った彼はその才能を認められ、1991年にトップデビューを果たす。その期待を裏切らず成長を続けチームの象徴となるが、クラブの財政難と共にパルマに移籍することとなる。パルマではジャンルイジ・ブッフォン、リリアン・テュラムと鉄壁の守備陣を作り上げる。これが後に世界最高のGK(ゴールキーパー)、世界最高のSB(サイドバック)、世界最高のCB(センターバック)と呼ばれる3人の出会いであった。カンナバーロも才能あるチームメートと共に急激な成長を果たし、それぞれセリエA最高峰のビッグクラブへと移籍を果たす。カンナバーロは2002年にインテルへと移籍するが、当時の監督クーペルから信頼を得られず、十分に実力を発揮することができなかった。しかし2004-05シーズン、ユベントスへと移籍を果たした彼は再びジャンルイジ・ブッフォン、リリアン・テュラムと再開し、鉄壁の守備陣を形成し、悲願のセリエA優勝を果たす。その守備力の高さはアーセン・ヴェンゲル、ジョゼ・モウリーニョといった世界の名監督も絶賛するほどだった。しかしシーズン終了後にカルチョ・スキャンダルといわれる八百長事件が発覚。ユベントスは優勝取り消し、セリエB降格という処分を受けてしまい、カンナバーロは大舞台での出場機会を求めレアル・マドリードに移籍し、再び3人は別れることとなった。
引退したジネディーヌ・ジダンの着けていた背番号5を受け継ぎ、カンナバーロはスペインでのデビューを果たす。若手のディフェンダーが多く、不安定だった守備陣をまとめ上げ、2006-07シーズン優勝、2007-08シーズン優勝とリーグ2連覇に大きく貢献した。
また代表での活躍で忘れてはならないのが、2006年のワールドカップドイツ大会である。キャプテンとして全試合にフル出場を果たし、相手を完璧に抑え込む大活躍で見事ワールドカップ優勝を果たす。これらが評価され、同2006年にバロンドール(欧州年間最優秀選手賞)受賞を果たす。過去50人以上の受賞者の中で、ディフェンダーの受賞はフランツ・ベッケンバウアー(2回)、マティアス・ザマーに続く3人目。世界最高のディフェンダーはファビオ・カンナバーロと印象付けた瞬間だった。

関連タグ: ,

関連記事


投稿者:
soccerboy
カテゴリー:
イタリア, サッカー選手名鑑
トラックバック:
http://soccer.info-square.jp/archives/227/trackback
サッカー記事: