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4 月
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フィーゴ1

ルイス・フィーゴ(Luis FIGO)
国籍 ポルトガル
生年月日 1972年11月4日
身長 180cm
体重 75kg



持ち味のドリブルとクロスボールを活かし次々とチャンスを演出する、ポルトガルの生んだ天才ドリブラー。全盛期には「世界最高のドリブラー」として名を挙げる者も多かった。

1989年、1991年のFIFA U-20ワールドカップ(20歳以下限定の世界選手権)で、ポルトガルが優勝(2連覇)を果たしたときの主力メンバーであり、「ゴールデン・ジェネレーション(黄金世代)」と呼ばれ将来を期待されていた。1995年にスペインのバルセロナへ移籍し、攻撃の要としてだけではなく、チームのシンボルとして絶大な人気と信頼を受けた。1999年にはフィーゴ、リバウド、クライファートの3トップと破壊力抜群の攻撃布陣を作り上げ、翌2000年には欧州年間最優秀選手(バロンドール)を受賞した。

彼の最大の持ち味を一つ挙げるならば、もちろんそのドリブル技術だろう。ワンテンポずらしてボールを蹴り出したり、大きく切り返したり、シザースフェイントから一気に加速したりとその引き出しの多さが特徴的。それと共に観察眼を活かした相手との駆け引きも素晴らしい。晩年、身体能力が衰え、スピードによる突破が難しくなったときも、相手のプレーヤーがフェイントに掛かったか、揺さぶりにかかって次の動きに対応できるか、それらを確認した上で無理なく突破する。ここがスピードのみを売りにしているドリブラーとの最大の違いだろう。そして忘れてはいけないのが、そのクロスの正確さである。前述した観察眼を活かし、クロスボールの弾道と速度を見事に使い分ける。ドリブルで相手のマークを外した状態であるため、当然精度の高いボールを蹴ることができる。ドリブルとクロスボールの技術が組み合わさってフィーゴという最高のサイドアタッカーが完成したのである。

バルセロナで絶大な人気を誇ったフィーゴだが、その状況が大きく変わったのが2000年のレアル・マドリード移籍時である。当時レアル・マドリードへの移籍が取り沙汰された時、「僕はレアルへ移籍はしない。このクラブを愛しているんだ。信じてくれ」と会見をした数日後に移籍し、「レアル・マドリードでプレーすることができてうれしい」などと会見をしたため、ファンの大きな怒りを買った。

バルセロナとの試合の際にはバルセロナファン(バルセロニスタ)が「金の亡者め。そんなに金が欲しければくれてやる」とのメッセージを込め、紙吹雪の代わりに「フィーゴ札」(フィーゴの顔が印刷されたお手製の紙幣)をばらまいたり、フィーゴがコーナーキックを上げるためにコーナーに向かうと、ビンや豚の頭が投げ込まれたり、さらにはフィーゴが経営する日本料理店が破壊されるなど、大変な騒ぎになった。

これらを乗り越えレアル・マドリードの黄金期の中心選手として、数々のタイトルを手にした。その後はセリエAへと舞台を移しインテルの攻撃の中心選手として活躍。そして2007-2008シーズンをもって引退することを発表した。

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